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大学の役割

大学は、高等教育機関と位置づけられていますが、そもそもこの高等教育とは、
専門教育とどう違うのか。大学の社会的な役割とはどういうものなのか。その使命とは。

明治6年に学制によって日本に正式な大学ができてから140年余りの月日が経っています。
その当時と時代が変わって、大学の果たしている役割も変わってきています。

かつての大学

18世紀ごろ、欧州などでは大学は信仰や健康などの人々の生活一般、
あるいは生死などの高度な知識を必要とする神学、医学、あるいは法律などといった専門的な職業の教育を行うものとして成立していました。大学の組織は教育を行う教師とそれを学ぶ学生とで構成されていたのです。
そのころは、専門職の準備教育としての教養を身につけると、その終了者を学士として、また、その上の教育を受けて、教師の手伝いができるようになったものを修士、教師として教育できると博士となります。学生たちは学生組合を作り、彼らが生活する場が宿舎や寮として作られたので、今もイギリスではオックスフォード、ケンブリッジの学寮として残っています。

このような体系が時代を経るごとに崩れていき、養成の仕方も変わったり、
大学自体が暇や時間がある人が実生活にはあまり役に立たない教養を身につけるようなところになっていった。
大学の意義が薄れていったのです。

19世紀になって状況が変わり、大学は学問の中心になって、研究の中心になってきました。
しかし、近年の大学は、また、その専門知識である知の還元で社会に貢献しようとしています。

専門知識で社会貢献

大学の使命の根幹の教育と研究の展開で産学連携事業での推進、
あるいは各種寄付の設置、初等中等教育の質を向上させる活動です。

知の生産である大学の研究と伝達としての教育、
これを融合して実践として知識を社会に役立てようとすることで地域活動、
政策などに貢献していますが、一番身近にわかりやすいものが病院での診療、薬、臨床です。
医学部は教育や研究、臨床を柱としてきていましたが、これらが知の産業としての役割を果たしてきています。
臨床というのは、試験的なことだけでなく、カウンセリングや地域での予防活動なども含まれています。

大学は社会にとって資源であって、必要な機関でなってきたことが明らかになりました。

科学の発展でも一人の科学者では孤立してしまうので、
広大な範囲の知識と異なった学問への洞察を得る上でもチームとしての専門知識を必要とするので、
そういう意味でも協力して努力でき、高度で専門的な知識、技術が必要になってきたのです。

bungu-note1-16ch大学共同利用機関について(作成中)
日本で現在注目を集める大学共同利用機関ですが、具体的にどういったことを行う機関なのでしょうか。