大学とは

現在の日本には数多くの大学が存在し、大きく分けると国が管轄している国立大学、公共団体が管理している公立大学、個人が管轄している私立大学があり、日本国内では圧倒的に私立大学が多くなっています。大きく差が開いて国立大学が次に多くなっているのですが、
近年では公立大学の数が増えている傾向にあるので、現段階では国立大学と公立大学はそれほど数に大差はありません。

基本的に国立大学に入学する為には高い学力が必要となるのに対して、
私立大学へ入学する為にはお金がかなり必要になるのですが、公立大学は比較的安い料金で入学できるだけではなく、
かなり高い学力が必ず必要になるという訳でも無い事から、
一定の学力があれば入学できるという利点があるので、現在では公立大学を目指す高校生が多くなっています。

大学の種類

平成25年5月現在では、日本に公立大学は83校あります。
bungu-note1-16ch参考:日本にある公立大学の一覧
約146000人の生徒が在学しているのですが、今後の見通しとしては国立大学や私立大学は学校数も生徒数も徐々に減少していくと予想されているものの、公立大学だけは生徒数が徐々に増加傾向となっています。

公立大学は国立大学や私立大学よりも小規模であるのが一般的です。
しかし、地域住民の為の大学として設立しているのが一般的なので、地域住民を重要視した教育を行っている事が多く、
授業の内容なども国に準じている事から国立大学と同じハイレベルな教育が行われています。

公立大学は地域活性化の一端を担っている大学と言っても過言ではないので、
近隣の地域住民が入学する場合には授業料も安く設定されている事が多いのです。
もちろん他の地域に住んでいる人であっても入学は可能ですが、
授業料が若干高くなってしまう場合もあるという事を覚えておきましょう。

中には公立大学を支援するような団体も存在しており、
その代表格なのが一般社団法人公立大学協会と呼ばれている団体で、
公立大学の情報を色々と公開して入試の補助や公立大学の紹介などを行っています。
特に夏休みが明けると大学入試の為に高校生が活動する時期となるので、入試に関する情報を記載する事が多くなりますし、
入試を希望する学生向けの情報だけではなく、公立大学に勤務する教職員向けの情報も提供しているので、かなり参考になるでしょう。

勉強以外の楽しみ方

また、大学というのはただ勉強をするべき機関という訳ではなく、
スポーツに力を入れる学生もいますし、サークルなどで交友関係を築くという場所でもあるので、
これら全てが勉強となっています。特に近年では不景気の影響や人材を教育できる人が減少している事から大学を出ても就職が厳しい状態なのですが、このような逆境にも負ける事が無い人材育成も大学は行っているのです。

公立大学は以前国から色々な支援があり、どんどん大学の数が増えて生徒数が増えていったのですが、
現在では全ての支援が打ち切られてしまったにも関わらず、
生徒数や大学数が増加しているのが公立大学なのです。
現在では地方交付税や地方税に頼って厳しい運営を強いられていても、
これだけの実績と成長ができる大学として公立大学が評価されています。

ちなみに日本で最も古い大学は東京大学で、1877年に開校しており、
公立大学では京都医科大学で、1921年に開校しています。

bungu-note1-16ch大学の歴史
大学にはどういった歴史があるのか、解説します。

bungu-note1-16ch学生運動の歴史
政治や社会に対して行われる学生運動について。

bungu-note1-16ch国立と公立と私立
大学における国立・公立・私立にはそれぞれどういった違いがあるのでしょうか。

bungu-note1-16ch大学の役割
大学にはどういった役割があるのかについて改めて考えてみましょう。

bungu-note1-16ch大学教員の仕事
大学教員は具体的にどういった仕事を行っているのでしょうか。

bungu-note1-16ch大学院について
大学院とは何かを詳しく解説します。

bungu-note1-16chキャンパスについて
キャンパスには、敷地の総面積のことを言います。

bungu-note1-16ch学生食堂
外部の方からも美味しいと評判のある学生食堂を紹介。

bungu-note1-16chオープンキャンパス
さまざまな大学にて行われているオープンキャンパスについて。

bungu-note1-16ch文化祭
文化祭は大学生の楽しみの一つでもあります。