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一ツ橋大学の成り立ち

国立大学である一ツ橋大学は、東京の国立市に本部を置く大学です。一ツ橋大学は、森有札と福沢諭吉が1875年に開設した商法講習所を源流としているので、日本で最も古い社会科学系の大学となっております。太平洋戦争前までは商学専門の官立大学であった旧制東京商科大学のため現在でも商学部(経営学科と商学科) 、経済学部と社会学部がある国立大学です。一ツ橋大学の大学院では国際企業戦略研究科があり、日本で最初の専門大学院で2000年には日本で初めて専門職の学位となるMBA (経営修士)コースを開設しました。

一ツ橋大学の付属図書館は蔵書がおよそ175万冊あり付属図書館以外にも図書が所蔵されているのですべての蔵書数およそ245万冊にもなります。このため早稲田大学や津田塾大学などの複数の大学と図書館の相互利用協定が締結されているほど有名です。一ツ橋大学では、学生の自由を重んじる校風を持っており、今の大学の名称となる一橋の名前は学生の投票で決められ、今でも学長選や副学長選では学生たちが投票を行う参考投票を実施している大学です。

一ツ橋大学は1875年に森有礼が私塾商法講習所を開設したことに始まります。1884年に東京商業学校に改称され翌年1885年には東京外国語学校との合併により神田一橋に移転することになります。1899年には高等商業学校附属外国語学校を東京外国語学校として分離。ちなみに東京外国語学校は現在の東京外国語大学です。

1902年に神戸高等商業学校(現在の神戸大学)を設立したことに伴って東京高等商業学校に名称を変更します。1920年には大学令に基づいて東京商科大学となります。1927年の関東大震災の被災の影響によって校舎が倒壊してしまい、国立と小平に移転。1944年にこれまでの東京商科大学から東京産業大学名称を変更します。

しかし1947年には名称を東京商科大学に戻すことになります。1949年に学生の投票によって一ツ橋大学と名前を変えます。2004年には法科大学院と呼ばれている法学研究科法務専攻を開設。2005年には大学院国際・公共政策研究部と国際・公共政策教育部を開設。

経済学部などのイメージが強い一ツ橋大学ですが法科大学院は設立されてからは法曹界や官界に進む学生が増加しています。

一ツ橋大学は、他の大学と違って少数の教育を重視している関係で1学年1,000人弱となっており、大学の規模としては比較的小さい大学です。このため1875年の開設以来卒業生の数も7万人程度となっております。

一ツ橋大学の著名人では二葉停四迷、(東京商業学校第三部ロシア語科中退) 、楽天の創業者三木谷浩史氏、村尾信尚(ニュースキャスター)などの人たちがいます。